桃の節句の由来
Posted at 07/11/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
桃の節句の歴史は古く、平安時代にさかのぼります。もともと陰暦三月はじめの巳の日を悪日としていたため、紙で作った人形を川に流して、汚れ・穢れを祓う(はらう)という行事を上巳の節句と呼んでいました。この風習は、現在でも鳥取県の流し雛などに残っています。この上巳の節句が、後の「桃の節句」のルーツとなります。
平安時代、上巳の節句の日に人々は野山に出て薬草を摘み、その薬草で体のけがれを祓って健康と厄除けを願いました。この行事が、後に宮中の紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と融合し、自分の災厄を代わりに引き受けさせた紙人形を川に流す「流し雛」へと発展してゆきます。
それが、室町時代?江戸時代を経るうちに、「ひな人形」を飾るように変わっていき、女の子の幸福を祝う日とされたのです。つまり、不幸の種や悪いことはひな人形に背負ってもらい、子どもは幸せに育ってほしいという親の願いから人形を飾るようになったのです。
ひな祭りは、高貴な生まれの女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとしての「桃の節句」が、庶民の間にも定着して行ったお祝いです。ですから単なるお祭りではなく、お七夜やお宮参りと同じく女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事、いうなればお雛さまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなもの。気持ちの問題ですが、省略せずにきちんとお祝いしてあげましょう。
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